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症例①神経痛【胸椎圧迫骨折後遺症・背部痛・肋間神経痛】

こんにちは!西安堂の森本です。

患者様が旅行に行って、無事に帰ってきました。

旅先は紀伊半島、高野山から熊野古道・那智勝浦までの3日間というツアーで、行く前は移動距離の長さを心配しておられましたが、

「死ぬ前に一度、高野山に行って参拝してみたい」そう仰っていた患者様は、それをみごとに実現されました。

お土産をいただきました

「もうこれが最後だ」と寂しそうに言う患者様に

『まだまだ行けますよ、、、、お金があれば、、』と私 (笑)

 

ニヤリと笑う患者様の表情は明るく、旅行前よりも皮膚に艶があり充実した感じでした。

旅先では強い痛みに襲われることなく、楽しめたそうです!(痛みがあると楽しめないですから、、)

そして私も過去に訪問したことのある場所だった為に、現地の話に花が咲きました・・・。🌺

 

患者様が以前からやりたいと思ったことに対して、何かしらお手伝いができたということは、施術者にとって最もうれしい事の一つであります。(^^)/

 

ここに至るまでの経緯を症例としてご紹介します。

H様 81歳 女性
主訴:背部痛・背中から脇・腹部にかけての肋間神経痛

 

原因は60代のときに交通事故で、胸椎外傷圧迫骨折。病院では手術などはせずに保存療法(硬めのコルセットで固定)で治療。

 

治療回復したものの完治せず強い背部痛、神経痛の後遺症が残る。運動障害、麻痺、排尿障害などはなし。

 

これまでに神経根ブロック注射を何度も行い、鎮痛薬を飲み続けている。

 

比較的痛みの少ない日もあれば、発作のように強い疼痛が出る日もあり、痛みの強い日は何もできずに1日中横になって寝ている

訪問開始した初見では、第5胸椎が変形治癒されて後方に突出・右回旋ぎみで脊柱の変形障害が目立ちました。

マッサージ施術を4回ほど行うも、気持ちいだけで鎮痛効果は無かったようですので、ご本人と相談して鍼灸療法に切り替えました。

骨の変形障害ですので、根本治療は難しく(というか無理)、鍼灸でできることはまず痛みを少しでも緩和させることです。

①施術したことは:神経が脊柱から出る部位と痛みを感じる部位に重点的に鍼灸施術、その後にマニピュレーションと軽いマッサージ。

鎮痛効果はすぐに出て、鍼をした後2日くらいは楽だったとの事。

その後も鍼灸を週2回続けていくと、痛みは日差があり辛いそうですが、ある程度鎮痛効果を感じて下さりました。

そこで今度は自律神経の乱れを調整する施術を追加しました。

自律神経というと脳や頭、ストレスからの問題と思ってしまうかもしれませんが、背骨・脊柱の変形や骨付近の血行の停滞などでも自律神経は乱れます。

②施術したことは:自律神経に働きかける鍼灸施術。

 

その後

今でも雨の日(低気圧)や、その前の日などに疼痛は出現するものの「以前に比べたら本当にたいぶ楽になった」「やってもらってから、強い痛みで一日中寝ていることはなくなった」と

 

症状の改善により心理的にも少し変化が訪れます。

人間は『痛みからの回避本能』が強くDNAレベルで組み込まれています。強い痛みがある時には人は自己実現欲求は欲しません。

痛みから逃げることが第一の欲求だからです。

マズローの欲求5段階説
人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が満たされるとより高次の階層の欲求を欲するとされる

*アブハム・マズロー:アメリカの心理学者

H様は

症状の改善という生理的、安全欲求がある程度満たされたからこそ

以前から行きたいと思っていた旅行を考えられるようになり

でも、まだまだ不安

マッサージ師に話してみる

すると「大丈夫ですよ」とやさしく背中を押してくれる(まあ、実際にマッサージ指圧で物理的に患者様の背中を押してますし・・・)

じゃ行ってみよう、チャレンジしようとなる

無事に行くことができ、帰ってきてからもマッサージ師と旅行の話で盛り上がる

よかった、よかった (^^)

 

訪問在宅マッサージのよいところは、患者様との距離感が近いところです。

信頼と絆を深めるサービスだと、とても良いサービスだと思っております。

 

 

まとめ

【症例】81歳女性、胸椎圧迫骨折後遺症・強い背部痛・肋間神経痛

【施術した内容】
①痛みをとること(鎮痛)
②自律神経の調整をはかる

【経過報告】ずっとお参りしたかった高野山まで旅行に行けた!楽しめた!無事帰ってこれた!

【選択肢の一つとして】神経痛などの神経系には鍼灸を試してみる価値は十分にある。


訪問マッサージ西安堂では鍼灸施術も行うことが可能です。
*保険適用の場合は鍼灸の同意書が必要

ご不明な点やご相談などお気軽にお問合せください。

✉お問合せはこちら


 

 

≪おまけ≫

【神経】の語源・由来 (辞書より)

神経は、前野良沢・杉田玄白らが『解体新書』を翻訳する際にオランダ語「zenuw」の訳として「神気」と「経脈」を合わせて作られた造語。

「神気」は精神を表し、「神」の字には魂や心の意味もある
「経脈」は経路のこと

神、魂や心、経脈など私が好きなワードが並んでいます。

ちなみに「zenuw」の発音は「ゼ二ュー」・「ゼニウ」

 

 

 

ルー大柴がいいそうですよね

「ちょっと、ちょっと!あなたねー、一体どういうゼニューしてんの!」(笑)

いい加減にホワイト!(いい加減にしろ)ですよね。すいません失礼いたしました。

最後まで読んで下さりありがとうございます。

 

 

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