武蔵関にある治療院からこんにちは。
森本です。
息を長く吐くだけで、痩せる・お腹周りダイエット・お肌がきれいになる・薄毛が治る・腰痛が治る
こんな可能性があると、広告しているメソッド本やDVDなどがあります。
これはダイエットなどお悩み解消のフレーズを掲げないと、その本やメソッドが売れないからです。
ダイエットはその副産物にすぎません。
息を長く吐く本質とは身体の内側から健康になっていくとイメージしてください。
出産の時、赤ちゃんは(オギャーと泣いて)息を吐きながらこの世に産まれてきます。
人は亡くなる時、息を吸って吐かずに死にます。(息を吸って何かを言おうとしているように見えて、パタッと命を閉じます)
息を吐いて産まれ(呼気) 吸って死ぬ(吸気)
順番は吸うのが先ではなくて、吐くのが先です。
ですから”呼吸”と書きます。
呼吸の呼気を意識して、息を長く吐くことが昔から健康にいいとされます。
なぜでしょうか?
細かく言えば理由は色々と沢山がありますが、大まかに3つその根拠を挙げてみます。
1、全身の血流量UP⤴
ゆっくりとした深く長い呼吸は、心身をリラックスさせてくれます。(脳や心が落ち着く)
それにより交感神経・副交感神経からなる自律神経が副交感神経優位(活発)になります。
副交感神経優位になると、毛細血管の拡張、血管・筋肉が緩み体温が上がって血圧が下がります。
血行が良くなり免疫力もあがります。
(・∀・)イイネ!!
2、内臓機能UP⤴
息を出来るだけ長く吐く、吐ききるとお腹がペタッとへこみますよね。
腹式呼吸になることで、内臓を大きく動かすことになり内臓機能が高まります。
(・∀・)イイネ!!
3、身体の酸化・老化を遅らせることができる
鉄が酸化して錆びるのと同じように、人間も活性酸素によって錆びてしまします。
身体が酸化するとは早く老化するという意味です。
活性酸素(フリーラジカル)とは空気中にある極めて酸化力が強い酸素のことで、呼吸により吸った酸素の2~3%が体内で悪い酸素(活性酸素)となります。
また、病気の原因に活性酸素が関与していることは判明しています。
食べ過ぎが体に悪いように、吸い過ぎ(過呼吸)もよくありません。
以外かもしれませんが呼吸は多いより、ゆったりと少ないほうがいいのです。
(スポーツや運動時に呼吸数は増えますが、運動習慣によって心肺機能が向上し肺活量が増えるので、逆に平常時の呼吸数が下がるから問題ない)
例えば自転車を外に置いておくと、雨ざらしで少しずつ錆びてしまった…という経験ありませんか?
でも屋根付きのガレージに保管している自転車は、そこまで錆びませんよね。
呼吸法によって屋根付きガレージが手に入るとしたら、どうしますか。
長く吐くことで呼吸数は減ります。
呼吸による体内に入る活性酸素を少なくすれば、身体の酸化・老化を遅らせることができるのです。
ちょっといいことありすぎで、すごくないですか⁉
しかも空気はただ(0円)ですよ!
ただ、知っているだけでは何もかわりません。
実践してそれを継続することができて初めて身体の変化を感じることができるというものです。
では具体的にはどうしたらいいのかですよね。
忙しくてそんなに時間を取れない人でも簡単にできる方法があります。
数息観という方法をまずはやってみて
いきなり瞑想やヨガ的なことは一人じゃ無理と思いますので、まずは短い時間でできる『数息観』という方法をお勧めします。
背筋を伸ばして、軽く目を閉じて、意識を呼吸に集中させて、できるだけ吐く息を長く、吐く息を10回数えてみる。
余裕がでてきたら息を数えながら、息を感じるままに観察してください。
これだけです。
寝る前やお昼休みのちょっとした時間でもできるので、まずは数日やってみてください。
自然と腹式呼吸になって、指先などポカポカしてくるのを感じることができると思います。
腹式呼吸では横隔膜の動きを意識すると、効果的です。
横隔膜?
聞いたことあるけどどんな動きしてんの?
いまいちピンときませんよね。
横隔膜の動きについてはまた次回にでも...
今日も一日お疲れ様でした。
≪補足≫
数息観よりも、もっと現代的で軽いノリのものがいい、やっぱりダイエットという目的が欲しいという方はこちら
ちょっと古いですが、逆に今いいかも...
ちなみにロングブレスダイエットをより効果的にするポイントは
上半身裸! 半裸がポイントです。
うそですw
最後まで読んでくださりありがとうございました。